写真は、2001年の7月1日に鈴鹿の最高峰「御池岳」に登った時のものです。右端に筆者が居ります。小生にはアウトドア志向があったようで、開業をきっかけに、かねてからやってみたかった山登りを、手始めに「金糞岳」、次いで「武奈ガ岳」に出かけてみて、その良さに目覚めることとなり、以後、年に3〜4回程度、初心者向きの手抜き山歩き会を企画して出かけるようになったものです。最近では、写真のごとく多人数の会となってまいり、患者さん、出入りの業者さんとその奥さん、看護婦さん仲間、薬剤師さん、近所の人、など、その構成は種々雑多です。 「手抜き山歩き」とは、小生を含め、本格的な登山経験者のいない初心者の会のため、めざす山頂までは、リフトとかロープウエイが利用出来たり、乗り入れられる林道が奥深く延びていることなどを条件にし、また、登山道と下山道が別の場合には、あらかじめ帰り用の車を回しておくなどして出来るだけ良いとこ取りしようと云うものです。 具体的には、登り標高差500m程度で、登坂時間2時間程度のところを探して計画しています。最近では、さらに堕落して、下山後、温泉入浴と反省会(会食会)をすることが定例となって来ています。 ちなみに、今までに実施した山歩き会の案内標題を順を追って紹介しますと次の様なものです。 1.金糞岳ハイキング 2.比良山系の最高峰『武奈ガ岳』お手軽高原ハイキング 3.泉鏡花の戯曲で有名な『夜叉ガ池』登山 4.水芭蕉と白山の眺望が素晴らしい『取立山』登山ハイキング 5.カレンフェルトやドリーネの点在する展望の稜線を歩く『霊仙山』登山 6.奥琵琶湖の展望と紅葉の『三国山・赤坂山』登山ハイキング 7.加賀白山の眺望と秘湯『鳩ヶ湯』『赤兎山』登山ハイキング 8.雄大な頂稜を広げる鈴鹿山系の盟主『御池岳』登山 以上、一見きつそうな山も、皆で登れば何とかなるもので、運動不足解消、廉価で中身の濃い(充実感がある)余暇の過ごし方としておすすめと思います。ことに、山頂でのおむすびの味は、格別です。今年の秋も、手ごろでインパクトのある所を探して2回程度計画する予定です。
2001年 夏